トリエタノールアミンによる2-エチルヘキシル酸亜鉛触媒の熱潜在化とヘミアセタールエステル/エポキシド架橋系への応用

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タイトル別名
  • Thermal Latency of Zinc 2-Ethylhexanoate Catalyst in the Presence of Triethanolamine and Its Application to Hemiacetal Ester / Epoxide Crosslinking System
  • トリエタノールアミン ニ ヨル 2-エチルヘキシルサン アエン ショクバイ ノ ネツ センザイカ ト エ ミアセタールエステル エポキシド カキョウケイ エ ノ オウヨウ

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説明

トリエタノールアミンによる2-エチルヘキシル酸亜鉛触媒の熱潜在化とヘミアセタールエステル/エポキシド架橋系への応用について検討した。<BR>トリエタノールアミンと2-エチルヘキシル酸亜鉛は錯体を形成し、加熱によりそれは分解する挙動を示した。<BR>2-エチルヘキシル酸亜鉛に対して等モルのトリエタノールアミンを混合した開始剤を添加したヘミアセタールエステル構造をもつオリゴマー/エポキシ基をもつポリマー系の貯蔵安定性は実用上問題のないものであった。<BR>本錯体はヘミアセタールエステル構造の熱解離反応およびカルボキシル基とエポキシ基とのエステル化反応の両方を促進させ、ヘミアセタールエステル/エポキシド架橋系に対して有効な熱潜在性開始剤であることがわかった。

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