Beating of Pulp and Graft Copolymerization on Beaten Pulp with Ceric Salt

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  • パルプの叩解とセリウム塩によるグラフト重合

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モメン, SP , SCP の叩解試料についてセリウム塩によるメタクリル酸メチルのグラフト重合を行なった結果, 各パルプにおいて叩解度の高いほどグラフト率は低下し, 分岐数は減少する傾向にあることを認あた。SCP で叩解度を17°SR から83°SR に上げることにより, 全カルボニル基は17 から30mmol/100g セルロースへと著しい増加を示すが, アルデヒド基およびカルボキシル基の量はほとんど変化せずSP についても同様の結果がえられた。また窒素雰囲気中の叩解結果と比較して叩解中に酸素にょってパルプ中のカルボニル基が増加するものと推定した。ただし, パルプとセリウム塩との反応性は叩解の進むほど低下していくことが認められ, ここに叩解パルプのグラフト重合における反応性の低下の原因があるものと推察した。

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