シクロヘキサノン,シクロヘキサノール混合物の液相酸化

書誌事項

タイトル別名
  • Liquid Phase Autoxidation of Cyclohexanone-Cyclohexanol Mixtures
  • シクロヘキサノン , シクロヘキサノール コンゴウブツ ノ エキソウ サンカ
公開日
1968
DOI
  • 10.1246/nikkashi1898.71.147
公開者
The Chemical Society of Japan

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説明

常圧,70℃,酢酸溶媒,酢酸マンガン触媒存在の反応条件下で,シクロヘキサノール単独では酸化されないが,シクロヘキサノン- シクロヘキサノール混合物は酸化をうけてアジピン酸を生成する。しかし, シクロヘキサノールは酸素の吸収とともに, 中間生成物のシクロヘキサノンによる共酸化をも阻害して,アジピン酸の収率を低下せしめる。シクロヘキサノン単独の酸化では,アジピン酸の収率に効果のない,反応系への,水や不活性溶媒の添加が,混合物の酸化ではアジピン酸収率を大きくした。<BR>酸素を吸収しつつある反応液は,作用状態の触媒にもとづくと考えられるカッ色を呈するが,酸素の吸収を停止させると速やかな脱色が認められる。脱色にともなって2価のマンガンイオンが出現することをESRスペクトルでたしかめた。シクロヘキサノン,シクロヘキサノールおよび水が反応液の色の濃さおよび脱色速度にあたえる影響を可視スペクトルでしらべ,これらと酸素吸収初期速度とが,大まかな平行関係にあることを認めた。

収録刊行物

  • 工業化学雑誌

    工業化学雑誌 71 (1), 147-151, 1968

    The Chemical Society of Japan

被引用文献 (2)*注記

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