リン酸カルシウム塩の炭素による還元反応

書誌事項

タイトル別名
  • Reduction of Calcium Phosphates with Carbon
  • リンサン カルシウムエン ノ タンソ ニ ヨル カンゲン ハンノウ

この論文をさがす

説明

CaO/P2O5比の異なる各種リン酸カルシウム塩(メタ,ピロ,オルト塩)に炭素を作用させて元素リンを生成する反応を700~1400℃の温度で行なった。この反応はそれぞれのリン酸塩によってP2を生成する温度が異なり,CaO/P2O5比の小さい塩ほど低い。メタ塩はまず730℃付近からピロ塩となり,P2を生成する。ついで900℃位からオルト塩となり,最後に1150℃付近からCaOとなってP2の生成を完結する。反応式で示せば次のように表わされる。Ca(PO3)2+5/2C→1/2Ca2P2O7+1/2P2+5/2CO(a)<BR>3/2Ca2P2O7+5/2C→Ca3(PO4)2+1/2P2+5/2CO(b)<BR>1/2Ca3(PO4)2+5/2C→3/2CaO+1/2P2+5/2CO(c)<BR>この系にSiO2およびSiO2・Al2O3を添加すると,(a)および(b)は影響をうけないが,(c)のオルト塩の還元温度がかなり低下する。

収録刊行物

  • 工業化学雑誌

    工業化学雑誌 71 (3), 367-372, 1968

    The Chemical Society of Japan

キーワード

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ