Relation of Zinc Dust Purity with Potassium Bichromate and Adhesive Quantum of Zinc Chromate

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  • 亜鉛末の純度と重クロム酸カリ濃度の関係ならびにクロム酸亜鉛付着量

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既報で亜鉛末と重クロム酸カリとの反応で, 表面にクロム酸亜鉛の保護皮膜が生成して, 湿気による純度低下が非常に遅いことを報告したが, さらに亜鉛末の純度上昇と重クロム酸カリの濃度関係, 反応温度, クロム酸亜鉛付着量を測定して反応機構を考察した。<BR>実験方法は一定濃度の重クロム酸カリ液50ccに亜鉛末20g を投入し, 一定時間かきまぜた後, 傾斜法で液をロ別し,ロ液は濃度測定に用いる。次にアソモニア混液(conc . NH4OH3cc+NH4Cl 2g+H2O 50cc) を加えて15分かぎまぜた後,ロ過してNH4+がなくなるまで水洗する。そして酒精,エーテルの順に洗浄後乾燥する。<BR>実験結果を総合すれば, 重クロム酸カリの濃度が大なるほど, また同一濃度でも反応時間が長いほど, 重クロム酸カリの消費量やクロムの付着量は大となり, さらに亜鉛末の純度が高いほど同一重クロム酸カリ濃度, 同一反応時間で重クロム酸カリの消費量やクロムの付着量は少ない。亜鉛末の純度が90%付近およびそれ以下では重クロム酸カリとの反応は3段階の反応を起し,そして反応温度の上昇は純度が下がり,クロム付着量は大となり,重クロム酸カリ消費量は50℃を頂点として減少するの約92%以上の亜鉛末は適当濃度の重ク獄ム酸カリと反応させると97.5%以上のものをうることができる。そして反応後の重クロム酸カリ液は再調製によって連続的に使用することができる。

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