アルキル尿素<I>N</I>-グルコシドの合成ならびに界面活性

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タイトル別名
  • The Synthesis and the Surface Activity of Alkylurea-<I>N</I>-glucoside

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説明

アルキル尿素とグルコースをジメチルホルムアミド溶媒中で濃リン酸または無水リン酸を触媒として反応させて,アルキル尿素N-グルコシドを合成した。この反応の際の種々の条件,すなわち反応温度,反応時間,触媒の種類などについて検討した結果,濃リン酸をアルキル尿素に対し,0.2~0.5mol量加え,60~80℃ の温度で3~6時間反応させることにより最良の結果が得られることを認めた。<BR>この方法でヘキシル,オクチル,ノニル,ドデシル,テトラデシル,ヘキサデシル,オクタデシルの各アルキル尿素N-グルコシドをそれぞれ純粋に合成し,性状を明らかにするとともに,ヘキシル,オクチル,ノニル等の水溶性のグルコシドの表面張力,界面張力低下能,起泡性等の界面活性を調べた。

収録刊行物

  • 工業化学雑誌

    工業化学雑誌 66 (7), 948-952, 1963

    The Chemical Society of Japan

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