Studies on NMR Analysis of Telomers Prepared from Allylic Compounds or Olefins and Carbon Tetrachloride

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  • NMRスペクトルによるアリル化合物と四塩化炭素のテロマーの構造解析
  • NMR スペクトル ニ ヨル アリル カゴウブツ ト 4エンカ タンソ ノ テロマー ノ コウゾウ カイセキ

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タクソーゲンとして, アリルクロリド (III), アリルアルコール (IV), アリルアセテート (V) などのアリル化合物,プロピレン (VI), ペンテン-1 (I), オクテン-1 (II) などのオレフィンを用い, n-ブチルアミン-塩化第一鉄系開始剤の存在下で四塩化炭素とのテロメリゼーションを行ない, それぞれのテロマーを合成し, 1 : 1 テロマーを分離,精製して, 高分解能核磁気共鳴装置を用いてこれらの 1 : 1 テロマーの構造を確認した。<BR>NMR スペクトルを解析した結果, これらの 1 : 1 テロマーは分子中に大きな置換基と不斉炭素が存在しているためにスペクトルは比較的複雑であったが, その帰属を明らかにし, 一般式 CCl3CH2CHClCH2R ((I) : R=CH2CH3, (II) : R=(CH2)4CH3,(III) : R=Cl, (IV) : R=OH, (V) : R=OCOCH3, (VI) : R=H) の構造をとることを立証した。

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