オクタメチルシクロテトラシロキサンとスチレンのアニオン共重合

書誌事項

タイトル別名
  • Anionic Copolymerization of Octamethylcyclotetrasiloxane with Styrene
  • オクタメチルシクロテトラシロキサン ト スチレン ノ アニオン キョウジュウゴウ

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説明

カリウム(K)-ナフタリンを触媒として用い, オクタメチルシクロテトラシロキサン(以下D4と略す) とスチレンのランダム共重合体の合成を試み,その反応機構等について検討した。<BR>スチレンとD4はK-フタリンを用いると共重合体を生成するが, 同時に大量のシロキサンのオリゴマーを生成する。得られた共重合体はその組成, 分子量ともに非常にブロードであるが, その原因はシロキサンunitの分解にあると考えられる。これを確認するために, ポリシロキサンのK-ナフタリンを用いての分解実験の結果, 平衡に達した時点では, 大部分のポリシロキサンが低分子量のオリゴマー,あるいは環状シロキサンに転化することが明らかとなった。

収録刊行物

  • 工業化学雑誌

    工業化学雑誌 70 (11), 1969-1973, 1967

    The Chemical Society of Japan

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