Studies of the Gelation of the Polyvinyl Chloride Obtained by Emulsion Polymerization by Means of Plastigraph

Bibliographic Information

Other Title
  • プラストグラフによる乳化重合ポリ塩化ビニルのゲル化

Search this article

Description

前報においては, 懸濁重合により得られたポリ塩化ビニル(PVC) 粉末のポリマー一可塑剤系におけるゲル化性を,プラストグラフと種々の密度測定より研究した。この系におけるゲル化性は粉末の多孔質性に依存することを見出した。このポリマーのプラストグラフ測定におけるゲル化時間は,一定温度で測定した。しかしこの方法は乳化重合PVCには適用できない。乳化重合ポリマーに対しての新しい測定方法として,プラストグラフ測定による等速昇温法を確立した。この方法により得られたゲル化曲線は,昇温速度に無関係であり,よい再現性があり,かつそれぞれのポリマーについて異なるものである。この曲線は種々のゲル化過程に対応するものであり,それゆえ有意義であることがわかった。この曲線は,ある応用に対してのPVCの選択に役立つ。

Journal

Keywords

Details 詳細情報について

Report a problem

Back to top