書誌事項
- タイトル別名
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- Copolymerization of Alkyl β-Alkoxyacrylate and Styrene
- ベータ-アルコキシアクリルサン エステル ト スチレン ト ノ キョウジュウゴウ
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説明
酢酸ビニルと四塩化炭素との1:1付加物1,3,3,3-テトラクロルプロピルアセテートにアルコールを作用させてえられるβ,β-ジアルコキシプロピオン酸エステルをさらに熱分解して種々のβ-アルコキシアクリル酸エステルを合成し,これとスチレンとの共重合性を検討した。α,α'-アゾビスイソブチロニトリルを開始剤として60℃でスチレンと共重合して単量体の反応性比を求めるに,スチレン(M1)とβ-エトキシアクリル酸エチル(EEA),β-プロポキシアクリル酸n-プロピル(PPA)およびβ-ブトキシアクリル酸n-ブチル(BBA)(M2)とについてそれぞれγ1=24,42および78で,γ2はいずれも0.01であった。またこれから求めたQ,e値はEEA,PPAおよびBBAについてそれぞれQ=0.016,0.011,0.008,またe=0.39,0.14,-0.026であった。生成した共重合体はいずれもアセトンに不溶で,IRスペクトルの変化からケン化後塩酸々性で加熱することによりポリマー中に分子内ラクトン構造を生ずるものと思われる。
収録刊行物
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- 工業化学雑誌
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工業化学雑誌 71 (2), 276-278, 1968
The Chemical Society of Japan
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680108232192
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- NII論文ID
- 130004278104
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- NII書誌ID
- AN00080721
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- ISSN
- 21850860
- 00232734
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- NDL書誌ID
- 8198629
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可