フェニルイソシアネートとエチレンカルボナートとの反応による共重合体の合成

書誌事項

タイトル別名
  • Copolymerization of Phenylisocyanate with Ethylenecarbonate by Elimination of Carbon Dioxide
  • フェニルイソシアネート ト エチレンカルボナート ト ノ ハンノウ ニ ヨル キョウジュウゴウタイ ノ ゴウセイ
公開日
1966
DOI
  • 10.1246/nikkashi1898.69.4_771
公開者
The Chemical Society of Japan

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説明

フェニルイソシアネートとエチレンカルボナートとをトリエチルアルミニウム-第3級アミン系触媒と共に約130℃ に加熟すると脱炭酸を伴ってウレタン型の重合物が生成することを見出した。この重合物は150~190℃ の融点を持ち,メタノール,アセトン等には不溶,クロロホルムに易溶で赤外吸収スペクトルなどから向山らがエチレンN-フェニルイミノカルボナートの開環重合によって得た重合物と同じ構造のものと考えられる。重合物の収率はフェニルイソシアネートとエチレンカルボナートのモル比,トリエチルアルミニウムと第3 級アミンのモル比, 重合時間, 重合温度等により大きく変わるが, 重合物を得るためにはフェニルイソシアネートに対してエチレンカルボナートが等量または過剰であること,トリエチルアルミニウムに対して第3級アミンが過剰であることが必要である。重合物は重合条件下で同時に解重合を受ける。またトリフェニルイソシアヌレートとエチレンカルボナートの分子コンプレックスも同じ系統の解媒で重合することなどが明かになった。

収録刊行物

  • 工業化学雑誌

    工業化学雑誌 69 (4), 771-774, 1966

    The Chemical Society of Japan

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