The Hydrolysis of Polypyromellitimide

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  • ポリピロメリットイミドの加水分解

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ポリピロメリットイミドIのフィルムは水酸化カリウム水溶液で,室温で加水分解をうけて,急速に脱色して無色透明なフィルムとなる。IR スぺクトルの結果によれば, ピロメリタミック酸III のカリウム塩II を生じて, これは酸処理で容易に酸型ポリマーになり, 加熱によってもとのポリイミドになる。加水分解の速さを脱色速度で比較すると, つぎの順である。<BR>KOH>NaOH>LiOH<BR>塩型ポリマーIIは金属塩類水溶液により,陽イオン交換を行ない,IIIは水酸化カリウム水溶液から,カリウムイオンを交換吸着し,弱酸性陽イオン交換樹脂としての作用をあらわすことを明らかにした。

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