Wettability of Pretreated Polyethylene

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  • ポリエチレンの表面処理によるぬれの変化
  • ポリエチレン ノ ヒョウメン ショリ ニ ヨル ヌレ ノ ヘンカ

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ポリェチレンの硫酸クロム酸混液処理,紫外線照射処理,放電処理などによる表面のぬれ性の変化について研究した。これらの処理により種々な液体に対してポリェチレン表面はぬれやすぐなる。硫酸クロム酸混液処理では室温で1分間浸漬処理すると接触角は低下し,こののちは,処理時間にはあまり関係せず一定になる。紫外線照射処理では30分の処理で接触角の低下は一定になる。放電処理では,放電時の圧力が0.1mmHg付近がもっとも効果的で,圧力がこれよりも大きくてもまた小さくても接触角は大きくなっている。種々な処理面に対して,接触角の余弦と液体の表面張力との関係から臨界表面張力を求めた。紫外線照射処理では,30分照射処理で臨界表面張力は34dyne/cmとなり,硫酸クロム酸混液処理では,60分浸漬処理すると42dyne/cmとなる。放電処理では,放電処理時圧力が0.1mmHgのとき55dyne/cmとなり非常にぬれやすい面になっている。接触角の余弦と液体の表面張力との関係は,〓の実験式で表わされる。

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