Catalytic Activities of Various Types of Alumina. I. Dehydration of Isopropanol and Isom e rization of 1-Butene

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  • アルミナ触媒の形態と触媒活性(I)イソプロピルアルコールの脱水と1-ブテンの異性化

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種々の形態のアルミナの触媒活性ならびに酸性度を検討するためη-, γ-, Χ-, θ-, δ-, κ-Al2O3 をα-Al(OH)3 , β-Al(OH)3,α-AlOOHおよびアルミノゲルから焼成温度を変えてつくった。活性はイソプロピルアルコールの脱水および1-ブテンニ重結合 移行反応ともη-およびΧ-Al2O3 が最も大きく, γ-Al2O3 はそれより小さく, 他のものはさらに小さい。脱水反応の活性はη-とθ-, Χ-とκ, γ-とδ-では比表面積当りでは同一であるが最後の系では前二者に劣っていた。1-ブテンの二重結合移行反応においては,形態によって活性が相違するほか,活性の経時変化ならびに反応生成物のシス-トランスの比が異なっていた。η-と Χ-Al2O3は活性の経時変化が小さく常にトランス体を多く生成するが, γ-Al2O3 は活性の経時変化が大きく, 最初トランス体を多く生成するが時間とともにシス体を多く生ずるようになる。この現象はη-からθ, Χ-からκ-, γ-からδ-Al2O3とその焼成温度を高くする場合あらわれた。そして活性と酸量との直接の関係は認められなかった。

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