ABS樹脂の熱劣化特性

書誌事項

タイトル別名
  • A Study of the Degradation and the Stabilization of ABS Resin. II. A Study of the Thermal Degradation of ABS Resin
  • ABS ジュシ ノ ネツ レッカ トクセイ
公開日
1967
DOI
  • 10.1246/nikkashi1898.70.4_543
公開者
The Chemical Society of Japan

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説明

ABS樹脂の劣化と安定化の知見を得るために,現在市販されている代表的な銘柄5種を用いて,引張強度,伸びおよび衝撃強度などの熱劣化特性を測定し,樹脂組成および劣化温度(70~90℃)を変数として検討した。この結果劣化特性は樹脂組成によらず本質的には同一の挙動を示し,ABS樹脂中のブタジエン成分に主として依存するものと考えられた。また衝撃強度の熱による低下の活性化エネルギーとして20~25kcalを得た。<BR>劣化前(初期値)の諸特性を樹脂組成と比較することにより,特にブタジエン含量と引張強度,伸びおよび衝撃強度の間に明確な傾向が示された。すなわちブタジエン含量が多いほど衝撃強度は大きいが,引張強度および伸びは小さい。<BR>シャルピー衝撃値とダインスタット衝撃値との間には良い相関性が認められ,相関係数rxy=0.8139,回帰式ydynstatt=0.07+1.144xsharpyを得た。

収録刊行物

  • 工業化学雑誌

    工業化学雑誌 70 (4), 543-547, 1967

    The Chemical Society of Japan

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