書誌事項
- タイトル別名
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- The Reaction of Propylene Oxide with Alkylamine
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説明
アルキルアミンと酸化プロピレン(PO)の無触媒下における反応を中心にして検討した。この反応もアルキルアミンと酸化エチレン(EO)との反応と同様つぎの2段階にわけて考えられる。<BR>I〓II〓(n=p+q-2)<BR>(1)無触媒下では反応温度が高いほど反応Iの反応速度が増加しEOの場合と同じ傾向を示す。これに反し反応IIはいかなる反応温度でもEOの場合に比べて非常に小さい。<BR>(2)反応IIが非常に小さいことはOH基に対してα位の側鎖メチル基が立体障害となるためであることを確認した。(3)したがって2mol付加物を収率よく得るには無触媒反応が最適であるが,それ以上の付加物を得るには他のアルカリ触媒を使用せねばならない。
収録刊行物
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- 工業化学雑誌
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工業化学雑誌 65 (2), 187-191, 1962
The Chemical Society of Japan
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680109671296
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- NII論文ID
- 130004275441
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- ISSN
- 21850860
- 00232734
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可