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- 新 祐治
- 東洋レーヨン株式会社中央研究所
書誌事項
- タイトル別名
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- Copolymerization of 4-Methylpentene-1 with Hexene
- 4-メチルペンテン-1 ト ヘキセン-1 ト ノ キョウジュウゴウ
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説明
塩化チタン(III)-ジエチルアルミニウム塩化物系触媒で4-メチルペンテン-1とヘキセン-1との共重合を行なった。Fineman-Rossの方法でMRRを求め,r1(ヘキセン-1)=5.4,r2(4-メチルペンテン-1)=0.62の値を得た。この場合,触媒成分および単量体の添加順序によって,重合体の収量およびMRRへの影響は認められなかった。重合体の融点はポリ(4-メチルペンテン-1)の235℃に対し, ヘキセン-1を19.3%含む共重合体では217℃ まで18℃低下した。これに伴なって,ポリ(4-メチルペンテン-1)の結晶化度は86%から約55%まで,またn-ヘプタン不溶部の比率は88%から38%までそれぞれ低下した。ヘキセン-1を40%以上含む共重合体は沸点におけるヘプタンに可溶であった。その他の溶媒に対する溶解性も検討した。
収録刊行物
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- 工業化学雑誌
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工業化学雑誌 68 (12), 2487-2490, 1965
The Chemical Society of Japan
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680109728384
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- NII論文ID
- 130004276729
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- NII書誌ID
- AN00080721
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- ISSN
- 21850860
- 00232734
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- NDL書誌ID
- 8196917
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可