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- 滝本 雅祥
- 日本カーバイド工業株式会社魚津工場研究所
書誌事項
- タイトル別名
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- Determinations of Melamine, Ammeline, Ammelide and Cyanuric Acid by the Ion Exchange Separation and the Ultraviolet Absorptiometry.
抄録
メラミンの加水分解により生成されるアンメリン,アンメリド,シアヌル酸とメラミンの分離定量について検討した。s-トリアジン環を有するこれらの物質は水に難溶性であり,また適当な発色剤がないため,比色分析が出来ないが,紫外領域に強い吸収を有し,ベールの法則に従うのでこれを利用して定量することができる。<BR>先ずこれらの物質の分離については, これらがすべてアミノ基または水酸基を有している塩基性, ないし酸性物質であるので,イオン交換クロマトグラフィーによる分離が可能と考え,アンバーライトIR-120を用いて樹脂に吸着したアンメリド,アンメリン,メラミンをそれぞれ0.05N~0,5N-および2N-塩酸で完全に分離させた。メラミンが非常に多量に存在する場合には,この分離法では容易でないので,滅圧昇華法(300℃,5mmHg,1時間)でメラミンを除去したが,シアヌル酸もメラミン同様完全に昇華することを知った。残留したアンメリン,アンメリドを更に簡易に定量するため,混合物のまま波長の2点における吸光度を測定し,方程式より求めた。
収録刊行物
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- 工業化学雑誌
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工業化学雑誌 64 (7), 1234-1238, 1961
The Chemical Society of Japan
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680109983360
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- NII論文ID
- 130004275208
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- ISSN
- 21850860
- 00232734
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可