書誌事項
- タイトル別名
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- Dehydrochlorinative Self-condensation Reaction of Benzoyl Chloride with Various Metals
- カクシュ キンゾク ニ ヨル エンカ ベンゾイル ノ ダツエンカ スイソ ジコ シュクゴウ ハンノウ
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説明
12種類の金属による塩化ベンゾイルの脱塩化水素自己縮合反応をおこなった。生成自己縮合物の重合度は10~15であった。この脱塩化水素自己縮合反応の初速度は金属の種類によって大きな差異があることが認められた。この反応初速度を金属の電溶圧との関係として整理した結果, 金属の電溶圧の値が0.3および1.0付近に反応初速度に対する極大値が存在することが知られた。反応系に少量のクレゾールを添加した場合には反応速度を著しく促進することが認められ, この効果はとくに反応速度の比較的小さい金属において著しい傾向がみられ, またこれはクレゾール3種のうちオルトまたはメタが概して有効であった。この場合の各金属についての反応初速度と金属の電溶圧との関係はクレゾール無添加のさいにえられた結果と同様のパターンを示した。
収録刊行物
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- 工業化学雑誌
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工業化学雑誌 74 (9), 1855-1858, 1971
The Chemical Society of Japan
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680111332736
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- NII論文ID
- 130004279760
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- NII書誌ID
- AN00080721
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- ISSN
- 21850860
- 00232734
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- NDL書誌ID
- 8200778
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可