偶然誤差の差動合成に關する確率的考察と其の應用
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- 後藤 以紀
- Electrotechnical Laboratory, Ministry of Communications
書誌事項
- タイトル別名
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- Probability for the Differential Composition of the Accidental Errors and Its Application
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説明
平均誤差ηを有する確率曲線に依つて分布する偶然誤差をn箇加へ合せれば,其の合成値の平均誤差は√nηであることは公知であるが,若し,n箇の誤差を順次に加へて行く時に,合成値を可及的小になすべく適宜に符號を變へて加へたならば,合成値の平均値は√nηより小さくなるであらう。本論文は斯る合成値の平均誤差に關して論じ,其の應用として通信用電纜の漏話を減ずべき接續法に言及してゐる。
収録刊行物
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- 電氣學會雜誌
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電氣學會雜誌 55 (568), 990-994, 1935
一般社団法人 電気学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680119146624
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- NII論文ID
- 130003435004
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- ISSN
- 21876797
- 00202878
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可