總和零なる電荷又は電流を電纜の中心に用ひ三相電纜の問題を解く(其の二)
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- 宮城 國彦
- Sumitomo Electric Cable Works, Ltd.
書誌事項
- タイトル別名
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- Solution of Some Problems of the Three-Phase Cable by Assuming at the Cable-Centre Virtual Charges or Currents the Total Sum of which is Zero (Part II)
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説明
三相電纜として用ひられるBelt型,H型,T.S.L.型,T.S.L.L.型及びOil filled cableにて使用する撚添部分にOil pathを有するH型等の電纜の渦流損を前論文(其の一)に記述した方法,即ち重疊の理により電纜の中心に總和零なる電流を用ひて解いた。先づ撚添部分にOil pathを有するH型三相電纜の場合を解き,ついでこの計算結果より適當なる部分の電流を皆無にすることによつてBelt型,H型,T.S.L.型,T.S.L.L.型等の電纜の渦流損を算出した。更にWorking formulaを示しこれと實測値とよく近似するのを示して居る。<br>本論文の(其の二)としては(其の一)(9)に引續き三相電纜の靜電界の問題を記する考へであつたが都合により次の如く渦流損の問題を記述することとした。
収録刊行物
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- 電氣學會雜誌
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電氣學會雜誌 53 (537), 296-310, 1933
一般社団法人 電気学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680119876608
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- NII論文ID
- 130003613815
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- ISSN
- 21876797
- 00202878
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可