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- 竹中 亨
- 京都大学化学研究所
書誌事項
- タイトル別名
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- Effect of Adjacent Groups on the Symmetrical CD3 Deformation Frequencies
抄録
一連の重水素化メチル化合物CD3XHm-1,(CD3XDm-1),(CD3)2XHm-2,((CD3)3XDm-2),・・・(CD3)mXについて,CD3対称変角振動数δCD3とX原子の種類との関係を検討した。ここにXは周期律表のIV族からVII族までの原子で,mはその原子価である。この振動数変化は,主として変角振動に関する力の定数の相違によるものと考えられ,検討した分子のうちの数個を除いていずれも<BR>δcD3=317log(κXrCX2)+1046<BR>であらわされる。ここにκxはX原子の電気陰牲度,γcxはC-X結合の原子間隔である。この関係式は,CH3XHm-1,(CH8)2-XHm-2・・・(CH3)mXなる一連のメチル化合物のCH3対称変角振動数に関してさきに著者が提案した式から,メチル基の重水素化にともなうγ行列の変化を考慮して得られる結果とよく一致する。数個の分子にみられた,CD3対称変角振動数の測定値と上式から得られる計算値との相違は,この振動と分子内の他の振動との混合によるものと思われる。
収録刊行物
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- 日本化學雜誌
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日本化學雜誌 83 (3), 267-270,A18, 1962
The Chemical Society of Japan
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680124028160
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- NII論文ID
- 130003411879
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- COI
- 1:CAS:528:DyaF3sXlvVSi
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- ISSN
- 21850917
- 03695387
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可