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説明
光学活性4-フェニルペンタン-1, 4-ジオール(I)およびそれから誘導される2-メチル-2-フェニルテトラヒドロフラン(II)をラネーニッケルおよびパラジウム触媒で接触水素化分解し,その生成物4-フェニル-1-ペンタノール(III)の旋光度から生成物は約70%以上の光学活性を保持し,しかもラネーニッケルで立体配置保持,パラジウム触媒で反転することを確かめた。<br> なお,このために(-)-1, (+)-IIおよび(-)-IIIの絶対配置の決定を行ない,それぞれS, S, Rであること決め,さらにこれに関連して(+)-4-キシ-4-フェニルバレリアン酸(IV)および(-)-4-フーニルバレリアン酸(IX)の絶対配置がそれぞれS, Rであることがわかった。
収録刊行物
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- 日本化學雜誌
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日本化學雜誌 86 (2), 229-231, 1965
The Chemical Society of Japan
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680125462912
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- NII論文ID
- 130003412056
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- COI
- 1:CAS:528:DyaF2MXkt1els78%3D
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- ISSN
- 21850917
- 03695387
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可