バルビツール酸誘導体の物理化学的研究 (第7報) 5, 5-ジエチルバルビツール酸とアンモニアガスとの反応について

書誌事項

タイトル別名
  • Physicochemical Study of Barbituric Acid Derivatives. VII. On the Reaction between 5, 5-Diethylbarbituric Acid and Ammonia Gas.

説明

ジエチルバルビタツール酸とアンモニアガスを1atm以下の種々の圧力および常温付近の各種温度で反応させた結果, アンモニアガスとジエチルバルビツール酸は1:1のmo1比で反応し, 反応速度は (1+α)1/3=1+(K/r)tなる式で示された。圧力398mmHgの時の反応速度定数Kは40℃付近が極大で, その前後においては小さくなる。圧力の増大, 結晶粒度の減少は速度を大にした。反応誘起時間は温度の上昇とともに, あるいは圧の小さくなるにつれて長くなる。

収録刊行物

  • 日本化學雜誌

    日本化學雜誌 79 (3), 288-290, 1958

    The Chemical Society of Japan

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