Hydrogenation of Sodium Cinnamate by Cyanocobaltate (II)

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  • シアノコバルト(II)錯体によるケイ皮酸ナトリウムの水素化

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C N/Co比が2から6の範囲のもとで生成するシアノコバルト(II)錯体によるケイ皮酸ナトリウムの水素化反応を1 atm, 25℃で行ない,CN/Co比の影響を検討したところ,CN/Ce比の6のときがすぐれた活性を示した。この錯体水溶液による水素化の速度諭的研究から,水素化速鹿は,R=k([Co(CN)5]3-). [ケイ皮酸塩]0.6で表わされ,また,見かけの全活性化エネルギーは15.9kcal/molと得られた。シアノコパルト(II)錯体の吸収スベクトルは,ケイ皮酸ナトリウムの添加によってなんら変化せず,分光学的にケイ皮酸ナトリウムの錯体への配位は確認できなかった.以上の結果から,シアノコバルト(II)錯体によるケイ皮酸ナトリウムの水素化の機構は遊離基生成を経るものであることを考察した。

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