書誌事項
- タイトル別名
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- The Solubility of Sulfur Dioxide in Protic and Basic Solvents
説明
プロトン性溶媒および塩基性溶媒に対する二酸化イオウの溶解度を測定,比較した。プロトソ性溶媒は水素結合による溶媒間の自己会合のため二酸化イオウ溶解度が低く,水酸基の存在はしばしば溶解度に負の寄与をする。しかし分子内水素結合や2分子会合によって水素結合部分の封鎖が起こる溶媒は溶解度が高い。プロトン性溶媒自身の酸強度と二酸化イオウ溶解度との関係は見いだすことができない。<BR>塩基性溶媒は高い溶解度を示し,二酸化イオウ:溶媒分子モル比は1を越すものが多く,最高は2に達する。これを単純な溶解と見なすことはできないが,1:1付加物または2:1付加物の生成はまず確定的でない。
収録刊行物
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- 日本化學雜誌
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日本化學雜誌 89 (4), 369-373, 1968
The Chemical Society of Japan
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680133318016
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- NII論文ID
- 130003511714
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- ISSN
- 21850917
- 03695387
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可