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- 松下 光宏
- 大阪府立大学大学院生
書誌事項
- タイトル別名
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- The Usage of Final Particle <i>mono</i> in Communication
- コミュニケーションのための終助詞「もの」の用法 : 母語話者と非母語話者の使用実態から
- コミュニケーション ノ タメ ノ シュウ ジョシ 「 モノ 」 ノ ヨウホウ : ボゴワシャ ト ヒボゴワシャ ノ シヨウ ジッタイ カラ
- ――母語話者と非母語話者の使用実態から――
- Based on Use by Native and Non-Native Speakers
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説明
<p> 本稿では,終助詞「もの」について,多くの先行研究や日本語教育での導入における意味・用法の記述(主に正当化や言い訳に用い,主に若い女性や子供が用いる)の妥当性を母語話者の使用実態を基に検証し,その本質的意味を考える。また,非母語話者の使用実態を調査し,コミュニケーション上の問題点を考察する。結果は次の4点である。1.「正当化・言い訳」用法は使用が少なく,理解・同意を提示/要求する用法や例などを示し理解を促す用法の使用が多い。2.性別・年齢差による使用の偏り(主に若い女性が使用)は各用法においてない。3.意味は「先行発話/事態の正当性を示す根拠を強い気持ちで提示する」ことを表す。4.非母語話者は上級者であっても使用が少なく,理解・同意を提示する用法の不使用がコミュニケーション上の問題点となりうる。以上の結果から,日本語教育では頻度・有用性ともに高い,理解・同意を提示する用法での導入を提案する。</p>
収録刊行物
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- 日本語教育
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日本語教育 159 (0), 30-45, 2014
公益社団法人 日本語教育学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680138850048
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- NII論文ID
- 130005464858
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- NII書誌ID
- AN0018947X
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- ISSN
- 24242039
- 03894037
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- NDL書誌ID
- 026007804
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可