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- 大倉 真人
- 長崎大学経済学部
書誌事項
- タイトル別名
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- Insurance as System of Risk Transfer and Risk Pooling
- リスク移転および集積システムとしての保険 -経済学的アプローチ-
- リスク イテン オヨビ シュウセキ システム ト シテ ノ ホケン ケイザイガクテキ アプローチ
- An Economic Analysis
- -経済学的アプローチ-
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抄録
保険システムの機能を説明する上でのポイントは,「移転」と「集積」である。移転を通じて,各主体の危険回避度に応じたリスク配分を行うことができる。また,集積を通じて,集団に属する各主体同士のリスクの相殺が可能となる。<br>以上のことを基礎に,本論文では,保険を「リスクを保険会社に移転し集積することを通じて,社会的に望ましいリスク配分を生み出すシステム」と規定した上で,その機能について簡単な経済モデルを用いた分析を行うことを主たる目的とする。<br>さらに本論文では,このような保険システムの機能が現実社会において万能なものではなく,その機能の発揮を阻害する様々な要因が存在する点についても述べていく。
収録刊行物
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- 保険学雑誌
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保険学雑誌 2010 (609), 609_37-609_48, 2010
日本保険学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680139680000
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- NII論文ID
- 130002139164
- 120006985892
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- NII書誌ID
- AN00228119
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- ISSN
- 21855064
- 03872939
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- HANDLE
- 10069/32505
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- NDL書誌ID
- 10761539
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可