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- Kougami Kiyoshi
- Oita University
Bibliographic Information
- Other Title
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- 損害賠償請求ベース約款におけるテールカバー・遡及カバーのあり方
- ソンガイ バイショウ セイキュウ ベース ヤッカン ニ オケル テールカバー ・ ソキュウ カバー ノ アリカタ
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Abstract
本稿では,賠償責任保険の分野に比較的新しく登場した損害賠償請求ベース約款のテールカバーと遡及カバーに焦点をあて,他社切替えの場合や損害事故ベース約款からの移行・損害事故ベース約款への移行の場合における保険接続上の問題を検証し,その上で望ましい対応方法を考察する。接続上の問題が生じないようにするためには,個別アンダーライティングにより引受けを行う主に大企業物件においては,後続会社のきめ細かい対応が必要であるし,損害賠償請求ベース約款と損害事故ベース約款が混在しかつ定型的な引受けが多い種目では,事前にロングテールを提供するよう制度改定がなされることが望ましい。その際,各社個別の対応ではなく,約款・規定を標準化しての対応が望まれる。
Journal
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- Hokengakuzasshi (JOURNAL of INSURANCE SCIENCE)
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Hokengakuzasshi (JOURNAL of INSURANCE SCIENCE) 2012 (616), 616_91-616_110, 2012
The Japanese Society of Insurance Science
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680140880640
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- NII Article ID
- 130003375515
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- NII Book ID
- AN00228119
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- ISSN
- 21855064
- 03872939
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- NDL BIB ID
- 023587901
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- Text Lang
- ja
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- Data Source
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- Abstract License Flag
- Disallowed