6点入力式による点字型キーボードの開発 : 工業科「課題研究」におけるものづくりの実践事例

書誌事項

タイトル別名
  • Development of Six-button Type Braille-Keyboard : A Case Study of Handmade-Production in "Project Study"
  • 6テン ニュウリョクシキ ニ ヨル テンジガタ キーボード ノ カイハツ : コウギョウカ 「 カダイ ケンキュウ 」 ニ オケル モノ ズクリ ノ ジッセン ジレイ

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抄録

本論文は,教科「工業」の科目「課題研究」において,視覚に障がいを持つ人を対象として,手のひらサイズの6点入力式で,かつ,点字に対応した形でボタンを配置したコンピュータ用キーボードの開発を行った実践研究である.その実践において,これまでの先行研究を踏まえ,「課題研究」における「ものづくり」学習から得られる学習成果を追究することを目的とした.それを明らかにする方法として,質問紙調査を実施し,その結果に基づき形態素解析を行い,それを可視化することとした.その結果,(1)課題研究での学習内容が進路先で活かせること,(2)課題研究での共同作業が進路先で活かすことができると生徒は考えていること,(3)課題研究での取り組みが進路選択に影響を及ぼしている一要因であること,が明らかになった.

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