離合集散モデルの展開
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- 小林 淳一
- 福岡大学
書誌事項
- タイトル別名
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- Developing a New Version of Coleman's Model of Collective Decision
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説明
本稿では、コールマンの集合的決定モデルに対する1つの変種として、行為者間での結合を対象とする「離合集散」モデルを紹介する。そのモデルにおいては、他者の態度・行為に対するコントロールの交換の結果として成立する均衡状態が問題とされ、行為者のインタレスト・地位などの基本的概念が定義される。そうした離合集散モデルの数学的構造を、マルコフ連鎖に関する諸定理によって理解してみる。また実際のデータをモデルに適用し、各職業カテゴリーの地位や勢力を計算してみる。
収録刊行物
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- 理論と方法
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理論と方法 4 (1), 133-142, 1989
数理社会学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680142958848
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- NII論文ID
- 110000511963
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- NII書誌ID
- AN10096921
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- ISSN
- 18816495
- 09131442
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可