-
- 内藤 準
- 東京大学 日本学術振興会
書誌事項
- タイトル別名
-
- The Social Institution of Freedom and Responsibility:
- 自由と責任の制度--パレート派リベラルの不可能性と契約自由解の可能性
- ジユウ ト セキニン ノ セイド パレートハ リベラル ノ フカノウセイ ト ケイヤク ジユウカイ ノ カノウセイ
- -パレート派リベラルの不可能性と契約自由解の可能性-
- the Impossibility of a Paretian Liberal and the Possibility of Freedom of Contract
この論文をさがす
説明
本稿の目的は, 「パレート派リベラルの不可能性」を解消させうる「リベラルな」社会的仕組みを明らかにし, さらにその問題点を示すことである. 具体的には, 選択の自由を保証するリベラリズムの自然な含意として認められてきた「高階の判断」および「選択の責任」という考え方を組み込んで「契約の自由」を適切に再定式化すれば, 従来の解決法にはない制度としての強さを持った解決が可能なことを示す. 最後に, この「自由と責任の制度」の仕組みを社会学的に簡潔に説明し, その現実的問題点も指摘する.
収録刊行物
-
- 理論と方法
-
理論と方法 20 (2), 211-226, 2005
数理社会学会
- Tweet
キーワード
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282680143456512
-
- NII論文ID
- 110004455893
-
- NII書誌ID
- AN10096921
-
- ISSN
- 18816495
- 09131442
-
- NDL書誌ID
- 7849501
-
- 本文言語コード
- ja
-
- 資料種別
- journal article
-
- データソース種別
-
- JaLC
- NDLサーチ
- CiNii Articles
- KAKEN
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可