電子を描く(8) – 球形彫刻とその特徴

  • 時田 澄男
    埼玉大学名誉教授,〒338-8570 さいたま市桜区下大久保255

書誌事項

タイトル別名
  • Visualization of Orbitals (8) Probability Density Distribution in the Three Dimensional Representation of Hydrogen 1s - 6h Orbitals in a Spherical Glass Block

抄録

<p>水素原子の波動方程式を解いて得られる極座標(動径波動関数と球面調和関数の積)で表される原子軌道を実軌道関数化し,球殻状の節面を持たない1s − 6h軌道の平方を,球形のガラスブロック内に実3次元で彫刻した.球形彫刻をZ 軸まわりに連続して回転すると,複素軌道関数(極座標で表される軌道)の確率密度が観察できた.</p>

収録刊行物

参考文献 (3)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ