乗鞍岳摩利支天山頂(標高 2872m)における高層大気汚染の観測

  • 八木 徹
    江戸川大学メディアコミュニケーション学部情報文化学科,〒270-0198流山市駒木474,
  • 神部 順子
    江戸川大学メディアコミュニケーション学部情報文化学科,〒270-0198流山市駒木474,
  • 中山 榮子
    昭和女子大学生活科学部環境デザイン学科,〒154-8533世田谷区太子堂1-7,
  • 長嶋 雲兵
    産業技術総合研究所ナノシステム研究部門,〒305-8568つくば市梅園1-1-1中央第二,
  • 青山 智夫
    産業技術総合研究所ナノシステム研究部門,〒305-8568つくば市梅園1-1-1中央第二,

書誌事項

タイトル別名
  • Air Pollution Observed at the Marishiten Peak (Elevation 2872m) in Mt. Norikura
  • ジョウクラダケマリシテン サンチョウ(ヒョウコウ 2872m)ニ オケル コウソウ タイキ オセン ノ カンソク

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抄録

航空機から対流圏上層部に灰色の霧の帯や積雲頭部に黒灰色の霧を見ることがある.このような高層大気の汚染を示唆する現象は2007年頃から頻繁に見かける.この現象を調査するため2011年9月14日から15日にかけて29時間,乗鞍岳摩利支天山頂(標高2872 m)にて大気の状態を観測した.その結果,自由大気層の大気はまだ清浄であるが汚染の長距離移動の前兆と思われる黒色mist層が広範囲に存在しはじめていることが分かった.

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