Alternative c-Means基準を用いたロバストな局所的主成分分析による多次元データの2次元視覚化

  • 中尾 索也
    大阪府立大学大学院 工学研究科 電気・情報系専攻知能情報工学分野
  • 本多 克宏
    大阪府立大学大学院 工学研究科 電気・情報系専攻知能情報工学分野
  • 野津 亮
    大阪府立大学大学院 工学研究科 電気・情報系専攻知能情報工学分野

書誌事項

タイトル別名
  • 2D-Visualization of Multi-Dimensional Data by Using Robust Local Principal Component Analysis Based on Alternative c-Means Criterion

この論文をさがす

説明

視覚化は,データの持つ特徴を直感的に理解することを可能にするため,知識発見やデータマイニングへの有用なアプローチである.線形ファジィクラスタリング手法の一つであるFuzzy c-Varieties (FCV) 法は,局所的な構造を捉えながら主成分分析を施す局所的な主成分分析とみなされており,主成分を用いて多次元データの局所的な視覚化が可能である.しかし,FCV法は最小2乗基準で定式化されているため,ノイズの影響を受けやすい.そこで本論文では,FCV法に対してロバストM推定に基づく距離関数を導入するAlternative c-Means 基準を適用して,ノイズにロバストなFCV法を提案する.提案法であるロバストな局所的主成分分析を多次元の実データに適用して局所的に人間が知覚可能な2次元散布図への視覚化を行い,その信頼性の調査,および,実際に得られた視覚化からの知識発見を試みる.

収録刊行物

  • 知能と情報

    知能と情報 26 (3), 718-727, 2014

    日本知能情報ファジィ学会

参考文献 (12)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680163821056
  • NII論文ID
    130004491931
  • DOI
    10.3156/jsoft.26.718
  • ISSN
    18817203
    13477986
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ