線維軟骨塞栓症を疑った猫の脊髄梗塞の1例

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タイトル別名
  • Suspected Fibrocartilaginous Embolism in a Cat with Spinal Infarction

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説明

急性四肢麻痺を呈した猫に対して,MRI画像検査を行い,臨床症状と併せて第2-3頸髄腹側正中領域の梗塞と暫定診断した。その後,良好な経過をたどっていたが,第348病日より心機能低下による胸水貯留がみられ,第405病日に慢性腎不全が進行し,安楽死後,病理検査に供された。その結果,脊髄梗塞の慢性期病変が認められ,その原因として線維軟骨塞栓症の可能性が高いと考えられた。

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参考文献 (11)*注記

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