書誌事項
- タイトル別名
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- A Case of Pyoderma Gangrenosum in Combination with Myelodysplastic Syndrome<BR>—A Case Report and the Consideration of Neutrophilic Dermatoses—
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説明
46歳,女性。1983年より骨髄異形成症候群に罹患し加療中であった。1993年12月頃より左前腕に有痛性の結節が出現し,潰瘍化した。1994年1月24日の初診時,左上肢に黒色痂皮を付着した不整形の潰瘍を認め,周囲に浸潤性紅斑が生じていた。組織所見では表皮の変性と真皮全層の密な好中球浸潤および核破壊像がみられたため,壊疽性膿皮症と診断した。これらの皮疹はプレドニゾロン30mgにていったん軽快したが,1994年7月より再燃し,ステロイド療法に反応せず,脳梗塞を併発し死亡した。症例報告と共に neutrophilic dermatosesの概念について考察を加えた。
収録刊行物
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- 皮膚の科学
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皮膚の科学 2 (4), 300-304, 2003
日本皮膚科学会大阪地方会・日本皮膚科学会京滋地方会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680167409408
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- NII論文ID
- 130005438556
- 80016147564
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- ISSN
- 18839614
- 13471813
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可