γ-アルミナ上に担持した酸化鉄のメタン酸化における触媒活性

田中 住典, 中川 和憲, 金崎 英二, 加藤 雅裕, 村井 啓一郎, 森賀 俊広, 中林 一朗, 杉山 茂, 木戸口 善行, 三輪 恵

doi:10.1627/jpi.48.223

書誌事項

タイトル別名

Catalytic Activity of Iron Oxides Supported on γ-Al2O3 for Methane Oxidation
Catalytic Activity of Iron Oxides Supported on γ-Al2O3 for Methane Oxidation
Catalytic Activity of Iron Oxides Supported on ガンマ Al2O3 for Methane Oxidation

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説明

γ-アルミナ，シリカ-アルミナおよびシリカ3種類の担体に担持したゲータイトのメタン酸化触媒活性を調べた。これら酸化鉄担持触媒の比表面積は，いずれも担持物なしのゲータイト固体の値に比べて増大した。酸化鉄担持触媒 Fe/γ-Al₂O₃を用いると，メタン酸化反応は623 Kから開始し，923 Kでメタン転化率は100％になり，低温で最も高活性であった。この触媒のX線回折パターン中にはゲータイトが観測された。触媒活性は，鉄含有率上昇とともに上昇し，鉄含有率6モル％で一定になった。823 Kでのメタン酸化反応使用後に測定したこの触媒のX線回折パターン中には，ゲータイトが相転移して生じたヘマタイトが観測された。ヘマタイトはメタン酸化反応での触媒活性種として知られている。Fe/γ-Al₂O₃触媒中のナトリウム含有率の上昇とともに触媒活性も上昇したが，5モル％以上で比表面積の減少に起因する活性の減少を観測した。

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詳細情報詳細情報について

CRID: 1390282680167790848

NII論文ID: 130000065952

NII書誌ID: AA11590615

DOI: 10.1627/jpi.48.223

COI: 1:CAS:528:DC%2BD2MXmtVOqtL4%3D

ISSN: 1349273X; 13468804

NDL書誌ID: 7406494

Web Site: http://id.ndl.go.jp/bib/7406494; https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I7406494; https://www.jstage.jst.go.jp/article/jpi/48/4/48_4_223/_pdf

本文言語コード: en

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