群馬県におけるオクラ苗立枯病の発生実態と播種期の変更及びべたがけ被覆による防除効果

書誌事項

タイトル別名
  • Occurrence of Damping-off on Okra in Gunma Prefecture, and Control Effect on Disease by Change of Sowing Time and Row Cover with Nowoven Fabric
  • グンマケン ニ オケル オクラ ナエ タチガレビョウ ノ ハッセイ ジッタイ ト ハシュキ ノ ヘンコウ オヨビベタ ガケ ヒフク ニ ヨル ボウジョ コウカ

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説明

群馬県内のオクラ苗立枯れ症状発生圃場の菌種を調査したところ,17圃場中13圃場でPythium ultimum var. ultimum が分離され,本菌がオクラ苗立枯病の主要な病原菌であることが判明した。本菌汚染圃場において,5月播種の平坦部露地栽培条件下で,2週間おきに播種期を違えてオクラを播種したところ,地温が低い上旬に播種すると発病が多く,健全株が少なくなることが確認された。さらに,オクラ播種後に長繊維不織布(商品名:パオパオ90)を2週間程度べたがけ被覆した結果,無被覆に比べ地温が高くなり,発病が抑制され,健全株が多くなった。

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参考文献 (9)*注記

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