東京都のアシタバ栽培ほ場で発生する害虫とウラグロシロノメイガの被害

書誌事項

タイトル別名
  • Occurrence of Insect Pests in Ashitaba (<i>Angelica keiskei</i>) Field in Tokyo and Biological Notes on <i>Sitochroa palealis</i> (Lepidoptera: Crambidae)
  • トウキョウト ノ アシタバ サイバイ ホジョウ デ ハッセイ スル ガイチュウ ト ウラグロシロノメイガ ノ ヒガイ

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抄録

東京都の伊豆諸島や西多摩地域などのアシタバ栽培ほ場で害虫29種の発生を確認した。その中で,ウドノメイガ,ハナウドモグリガなど食葉性の害虫とハナウドチビクダアブラムシなどアブラムシ類による被害が生産上の大きな障害となっている。また,秋の開花期から結実期に発生し,種子生産に著しい被害を及ぼしているチョウ目幼虫がウラグロシロノメイガであることを新たに確認した。本種の幼生期の記録は国内では初めてであり,幼虫は土繭内で前蛹のまま越冬することが明らかとなった。

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参考文献 (6)*注記

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