血中ホルモン濃度からの分娩日予測の可能性
書誌事項
- タイトル別名
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- Possibility of the prediction of parturition from the prepartum concentrations of steroid hormones in blood plasma of cows
- ケッチュウ ホルモン ノウド カラ ノ ブンベンビ ヨソク ノ カノウセイ
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抄録
<p>分娩前の血中ステロイドホルモン濃度と分娩までの日数の関係をホルスタイン分娩予定牛を用いて調べた.分娩予定10日前および7日前の血中エストラジオール17β濃度は,分娩までの日数と高い相関があった.分娩予定7日前の血中プロジェステロン濃度は,分娩予定前に分娩する場合の分娩までの日数と高い相関があった.分娩予定7日前,10日前の血中コルチゾール濃度と分娩までの日数は,分娩が大きく遅れる個体を除くと相関が見られた.また,デキサメサゾンとプロスタグランジンを用いて分娩誘起した場合,デキサメサゾン注射直前の血中エストラジオール17β濃度はプロスタグランジン注射から分娩までの時間と高い相関があった.分娩前の血中エストラジオール17β濃度を知ることで,人工授精から計算した分娩予定日の1週間以上前に分娩日を予測できる.また,分娩誘起処置時の血中エストラジオール17β濃度から分娩時刻が予測できる.</p>
収録刊行物
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- 日本畜産学会報
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日本畜産学会報 88 (4), 431-437, 2017
公益社団法人 日本畜産学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680172944000
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- NII論文ID
- 130006252391
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- NII書誌ID
- AN00195188
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- ISSN
- 18808255
- 00215309
- 1346907X
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- NDL書誌ID
- 028683882
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可