千葉県のナシ園におけるナシマルカイガラムシの発生消長と冬期マシン油乳剤散布による防除効果

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タイトル別名
  • Seasonal Occurrence of San Jose Scale <i>Diaspidiotus perniciosus</i> (Comstock) in Japanese Pear Trees in Chiba Prefecture, Central Japan and its Control by Treatment with Petroleum Oil in Pre-Bud Break

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説明

近年, ナシマルカイガラムシが千葉県内の現地のナシ園で多発生し大きな問題になっている。そこで2006年から2007年にかけてナシ園におけるナシマルカイガラムシの発生消長と冬期マシン油乳剤散布による防除効果を調査した。その結果, 千葉県における歩行幼虫は, 5月中旬から6月下旬, 7月中旬から8月下旬, 9月上旬から10月下旬にかけて発生ピークを形成し, 年3回発生した。雄成虫は, 6月中旬から6月下旬, 8月上旬から9月上旬, 9月中旬から10月上旬にかけて年3回発生した。なお, 越冬世代雄成虫は捕獲されなかった。3月上旬の発芽前のマシン油乳剤の50倍希釈散布および30倍希釈散布は, ナシマルカイガラムシに高い防除効果があることが確認された。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680173085952
  • NII論文ID
    130004242825
  • DOI
    10.11337/ktpps1999.2008.141
  • ISSN
    18842879
    13471899
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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