水産用水槽を転用したバッフルドリアクターと土壌pH調整用粉末硫黄を利用した畜舎排水の脱窒処理技術
書誌事項
- タイトル別名
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- Denitrification of swine wastewater using the baffled reactor made of fisheries tank filled with sulfur powder for soil pH conditioning
- 水産用水槽を転用したバッフルドリアクターと土壌pH調製用粉末硫黄を利用した畜舎排水の脱窒処理技術
- スイサン ヨウスイソウ オ テンヨウ シタ バッフルドリアクター ト ドジョウ pH チョウセイヨウ フンマツ イオウ オ リヨウ シタ チクシャ ハイスイ ノ ダッチツ ショリ ギジュツ
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抄録
水産用水槽を転用したバッフルドリアクターと粉末硫黄を利用した脱窒技術の検討を行った.水槽は水容積311Lで,仕切板により上下迂流方式で流下する.底面には親水化処理した粉末硫黄を27kg(層厚4.2cm)充填して,養豚汚水の浄化処理水(硝酸態窒素濃度約270mg/L)を原水として通水した.また,硫黄酸化細菌増殖用のCO2の供給と中和のために重曹溶液を連続添加した.水温と窒素負荷の異なる3つの実験区を設けて試験したところ,実験区1(水温17〜21°C,窒素負荷0.2〜0.3kg/ton-S・日)では窒素除去率は平均99.6%であった.実験区2(水温16〜21°C,窒素負荷0.3〜0.4kg/ton-S・日)では除去率77.9%,実験区3(水温12〜14°C,窒素負荷0.6〜0.8kg/ton-S・日)では除去率47.9%であった.以上から,水温15°C以上で,窒素負荷0.4kg/ton-S・日までは十分な脱窒性能を有することが示唆された.
収録刊行物
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- 日本畜産学会報
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日本畜産学会報 86 (1), 45-51, 2015
公益社団法人 日本畜産学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680173093632
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- NII論文ID
- 130004935343
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- NII書誌ID
- AN00195188
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- ISSN
- 18808255
- 00215309
- 1346907X
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- NDL書誌ID
- 026187220
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可