プライマー伸長反応を使用した遺伝子組換え大豆の発色定量法

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タイトル別名
  • A novel chromogenic method for determining the genetically modified soybean content in soybean powder with primer extension

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説明

プライマー伸長反応を利用して遺伝子組換え(GM)大豆の短時間で簡便な発色定量法を開発した。この方法では、GM大豆(ラウンドアップレディー大豆(RRS))の特異的DNA配列に対して、それに対応するオリゴを固定したプレート上で、DNAポリメラーゼにて伸長反応を行い、その際にビオチン11-dUTPを取り込ませ、そのビオチンをアビジン-ビオチン複合体とアルカリフォスファターゼで発色させた。その結果、PCR産物を精製して作成したRRS特異的配列DNA断片を109コピーから検出でき、1010-1012コピーの間ではコピー数の対数と発色の濃さの間に高い相関が得られた。更に、0.1-5%GM大豆の抽出DNAからのPCRサンプルで検討した結果、大豆含量の対数と発色の濃さの間に相関を得ることができた。

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参考文献 (10)*注記

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