書誌事項
- タイトル別名
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- A case of a woman with prosthetic mechanical heart valve replacement who suffered from a stuck valve during administration of heparin calcium self-injection at home
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説明
機械弁置換後の妊娠管理は容易ではなく,様々な血栓塞栓症の危険性が増すといわれており,より厳格な抗凝固療法が必要となる.機械弁置換後の血栓塞栓症予防には通常,ワルファリンが用いられるが,妊娠初期に使用すると催奇形性がある.一方,ヘパリンはワルファリンと比較して催奇形性は少ないが,血栓塞栓症の割合は増加するといわれている.今回我々は,僧帽弁位機械弁置換術後の女性に対して妊娠前に抗凝固療法をワルファリンからヘパリン在宅自己注射へ変更後,5ヵ月後にstuck valveをきたした1例を経験したので報告する.
収録刊行物
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- 超音波医学
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超音波医学 45 (3), 317-321, 2018
公益社団法人 日本超音波医学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680174918784
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- NII論文ID
- 130006742074
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- ISSN
- 18819311
- 13461176
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可