-
- 今道 昭一
- きたのさと動物病院
書誌事項
- タイトル別名
-
- Pemphigus Foliaceus-like Eruption following Feline Triple Vaccine in a 3-month-old Cat
この論文をさがす
説明
3ヵ月齢,未避妊雌のロシアンブルーで,生後87日目に2回目の猫3種混合ワクチンを接種。その17日後から耳介,頭部,肉球および爪周囲の潰瘍を発症し,爪周囲には乾酪様滲出物を認めた。皮膚病理組織学的検査では,多数の棘融解細胞を含む角層下膿疱が認められた。これらは猫の落葉状天疱瘡を示唆する所見であった。皮疹は拡大傾向にあったため,プレドニゾロンを漸減しながら121日間投与し略治した。現在,全ての治療が終了してから2年を経過しているが,再発は見られない。病態として,猫3種混合ワクチンに誘発された落葉状天疱瘡を疑った。<br>
収録刊行物
-
- 獣医臨床皮膚科
-
獣医臨床皮膚科 19 (2), 69-73, 2013
日本獣医皮膚科学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282680180680320
-
- NII論文ID
- 130004494326
-
- ISSN
- 18812236
- 13476416
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可