褥瘡の予防とリハビリテーション実施に関する研究

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回復度基準の一部導入が行われた.回復を目的とせず,障害を受容し,たとえば利き手交換などによる生活の再構築を目指したリハビリテーション医療(リハ)にとって,回復度基準の導入は大きな転機である.評価方法も困難であるなどとの意見があるが今後導入がさらに進むものと考えられる.我々は高齢障害者の褥瘡を実際に無くした療養型医療施設の現状をリハの実施に着眼して,リハの実施に伴う障害老人の日常生活自立度の変化を調査した.要介護度に即した例外ないリハの実施が,褥瘡予防に寄与すると共に,自立度を向上させていたことが分かったので,その実際を報告する.自立度の向上が検定されたことは,今後の回復度基準の導入にも有益と思われる.

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