-
- 小嶋 知幸
- 市川高次脳機能障害クリニック 仙台医療福祉専門学校 言語聴覚学科
書誌事項
- タイトル別名
-
- Psychophysiological approach to repetition : Focused on input processing and echoic memory
この論文をさがす
説明
復唱という言語モダリティについて,とくに言語情報入力の処理と,入力された言語情報の把持という処理に焦点を当て,生理心理学的立場から論じた。復唱における入力の処理過程を認知神経心理学的観点から分析したモデルに基づき,音響処理·音韻処理·語彙処理·意味処理の 4水準に,一時的な音響⁄音韻情報把持に必要な残響記憶を加えた計 5つの水準について,それぞれの水準の障害で生じる臨床像と推定される障害メカニズムについて,症例に基づいて報告した。また,臨床症状から推定した各処理水準における障害メカニズムの妥当性を,電気生理学的に検証する方法について探った。
収録刊行物
-
- 高次脳機能研究 (旧 失語症研究)
-
高次脳機能研究 (旧 失語症研究) 26 (2), 156-168, 2006
一般社団法人 日本高次脳機能学会
- Tweet
キーワード
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282680182121472
-
- NII論文ID
- 130004467561
-
- ISSN
- 18806554
- 13484818
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可