書誌事項
- タイトル別名
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- ―寒天ゼリードリンクを用いて―
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説明
1) 軽度の便秘傾向にある健常な大学生71名を2群に分け, 試験食として寒天ゼリードリンク, 対照食としてゼラチンゼリードリンクを1日2回, 各2週間摂取させるダブルブラインド・クロスオーバー試験とした。<BR>2) 試験期間中, 対象者の食生活のモニタリングを行い, 排便状況と6つの基礎食品群別摂取状況との関連を検討した。<BR>3) 1の結果として, 寒天1.3gを含むゼリー状ドリンク150gの2回/日摂取により, 排便日数および排便量ともに対照食摂取期と比較して有意な増加を示した (P<0.01) 。さらに便性状においても形状, 色, 臭い, 排便時の爽快感で改善効果があることが判明した。<BR>4) 2の調査では, 寒天非摂取期における野菜の摂取量と便量および排便回数, 5群の穀類の摂取量と便の硬さ, 朝食の摂取と便の硬さに弱い相関がみられたことから, 野菜や穀物など普段の食事からの食物繊維摂取は重要であることが示唆された。
収録刊行物
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- 日本未病システム学会雑誌
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日本未病システム学会雑誌 13 (2), 326-327, 2007
日本未病システム学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680183526912
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- NII論文ID
- 130004185882
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- ISSN
- 21852162
- 13475541
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可