バチルス・チューリンゲンシスの産生する結晶毒素の毒性試験の概要
書誌事項
- タイトル別名
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- <i>Bacillus thuringiensis</i> Δ-endotoxin
- バチルス チューリンゲンシス ノ サンセイスル ケッショウ ドクソ ノ ドクセ
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説明
バチルス・チューリンゲンシスの産生する結晶毒素 (別名: δ-endotoxin) の安全性評価のため各種の毒性試験を実施した.<br>その結果, 本有効成分の哺乳動物に対する急性毒性はきわめて低く, 普通物相当であり, 眼および皮膚に対する刺激性は認められなかった. しかし, 弱い皮膚感作性は有した. 一方, 亜急性毒性はきわめて弱く, 慢性毒性試験では高投与群 (30,000ppm) で, 血液生化学検査における軽微な変化や, 体重の増加抑制傾向が若干見られはしたが, 特定の病変はなく, 発がん性も認められなかった. また, 繁殖に及ぼす影響および催奇形性も認められず, 変異原性も陰性であった.<br>以上より, バチルス・チューリンゲンシスの産生する結晶毒素はきわめて安全性の高い物質に属するものであり, 農業用資材として有用であると考えられる.
収録刊行物
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- 日本農薬学会誌(Journal of Pesticide Science)
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日本農薬学会誌(Journal of Pesticide Science) 14 (3), 415-419, 1989
日本農薬学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680186136960
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- NII論文ID
- 110001712297
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- NII書誌ID
- AN00196227
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- ISSN
- 03851559
- 13490923
- 1348589X
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- NDL書誌ID
- 3248813
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- NDL-Digital
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可